27/04/2017
4/26 タトゥー裁判の初公判が終了しました。
当日、傍聴に足を運んでくださった方々、
本当にありがとうございます。
注目の初公判は100人以上の傍聴希望者が殺到し、
タトゥー・刺青の未来を祈り、
真剣な眼差しで裁判を傍聴していました。
罪状認否で増田は
「お客さんにタトゥーを入れたことは間違いありません。しかし、それが犯罪だとされることには納得できません。私のほかにも、彫り師が次々と摘発されました。これはただごとではない。いま闘わなければ、私たちの仕事がなくなってしまう。そう思ったので、この裁判を闘うことを決意しました」と訴えました。
弁護側は冒頭陳述で「医行為の『医』とは病気やケガを治すことであり、タトゥーを入れることはこれに当たらない」「彫り師に医師免許を要求することは、彫り師の職業選択の自由と表現の自由、タトゥーを入れたい人の自己決定権を侵害する」と主張しました。
一方の検察側は、増田さんの行ったタトゥー施術が「医行為」に該当すると判断。冒頭陳述で「医師が行うのでなければ、保健衛生上の危険を生ずるおそれがある行為」だったと指摘しました。
2時間半にのぼる裁判の間、増田,弁護団共に一つ一つの言葉を丁寧に噛み締めて、
タトゥー/刺青の未来の重さを感じさせる弁論で、傍聴人の心を揺らしました。
これは増田個人の裁判ではなく、増田の体を借りて日本中にいる彫師や愛好者たちと
一緒に戦っている裁判なのだと改めて感じる事のできる裁判だと感じる事ができました。
これから数ヶ月、裁判は続きますが、
一緒に戦っていきましょう!