支援者よりのご報告

16/09/2016

先日より警察の方がTATTOOスタジオに、
医師免許をもたないものが、
タトゥー・イレズミを施術する行為をしない様に、
通知を行っているという報告をもらいました。
 
弊会主催のインクジウムに来て頂いた方々はご理解いただいいるかと思いますが、
 
現在、日本には直接的にタトゥー・イレズミを規制する法律は、
ありません。
 
厚生労働省の法解釈では「タトゥーを彫る行為は医業に該当する」との通達もありますが、
 
あくまでこちらは行政機関(警察)の法律の解釈でありますので、
実際にタトゥー・イレズミを彫る行為が医業に該当し、
医師免許をもたないものがタトゥー・イレズミを行う行為が、
違法かどうかを判断するのは裁判所になります。
(現在の行政機関の法解釈だとSMの女王様も、医業になっちゃいますよねw)
 
行政機関がクロと判断しても、裁判所がシロだと判断した例は、
過去にも多く存在します。
 
現在、増田太輝氏はこの行政機関の、
法律の解釈は不服とし、正式裁判で戦っております。
 
今回、警察が何故、裁判中にもかかわらず、
この様な通知をおこなっているのかの意図は不明です。
 
タトゥーは医療なのか?芸術なのか?
皆様、それぞれのお考えがあると思います。
しかし行政機関(警察)がさも自分達の主張が正しいと言っている部分に関していえば、
それは警察や行政機関が必ずしも正しいといえない事もあります。
この点を、
皆様にご理解して頂いていればと思います。
 
もっとこの件について、
詳しく知りたいと思われている方
 
STJでは定期的に「インクジウム」と称して、
タトゥー・イレズミのシンポジウムを定期的に行っております。
 
そちらではもっと詳しくお話しもさせて頂いておりますので、
是非是非、ご参加ください。
 
近日中のスケジュールはこちらになります。
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SAVE TATTOOING IN JAPAN

〝SAVE TATTOOING〟は、日本のタトゥー文化がアートの1つとして発展していくことを願い、全国のタトゥーファンと共に力を合わせてタトゥーカルチャーを応援するプロジェクトです。