厚生労働委員会での質疑応答について

09/03/2016

本日、通常国会の厚生労働委員会において

維新の党の初鹿明博議員による【TATTOO】についての質疑応答が行われました。

・医業とは定義とはなんなのか
・法律に明文規定がないのに通達1枚で処分してしまえば様々な観点から問題があるのではないか?
・先進国においてもTATTOOを医業として取り扱っている国はない
・TATTOOとは卑弥呼の時代から続く文化なので決してなくなる事はない
・2020年にオリンピックを誘致するにあたりサッカー選手の澤穂希選手や多くのスポーツ選手がTATTOOをしている
その選手たちの活躍を見てTATTOOを入れたいと思う人達が増えた時に適正な法整備がなされていないのはいかがなモノなのでしょうか??
・医師には絵がかけない
・きちんとした法整備を行う事で国が色々と懸念している問題なども解決されるのではないのでか?

以上様な、意見質問を提出したところ、
以下の様な塩崎厚生労働大臣からの応答がありました。

・医業とは身体等に侵襲を加える行為であると考えている
・TATTOOは身体等に侵襲を加える行為である以上、医業としての一面は確かにあるが、
それと同時に文化としての一面もあるのでこの件に関しては国民のニーズを調べながら更なる議論をして貰いたい。

この様な形で質疑応答が終了しました。
活動している私たちSAVETATTOOINGとしては現段階においてベストな回答を得られたと考えています。
様々な感情的な議論がTATTOO問題に関しては存在すると思いますが、
国としては冷静な立場でTATTOO問題に対して検討してくれる余地があるという風に私たちは受け止めています。

今後、塩崎厚生労働大臣からの応答にありました様に
益々、重要な課題になってきます。
SAVETATTOOINGと致しましても皆様と議論できる場面を今後、たくさん作っていきたいと思います。

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TATTOOスタジオを経営されている方で
この度の社会問題において様々なご不安な点や法律的な疑問などをお持ちの方も
多いと思われます。
私たちでお答えできますご質問はどの様な些細なご質問でも
お答えいたしますでの、ご不明な点や不安な事がありましたら
お問い合わせよりいつでもご質問ください。

尚、TATTOO法整備の為の直筆署名イベントを行いますが
まだまだ皆様のご協力が必要ですので
ご支援・ご協力の程、宜しくお願いします。

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SAVE TATTOOING IN JAPAN

〝SAVE TATTOOING〟は、日本のタトゥー文化がアートの1つとして発展していくことを願い、全国のタトゥーファンと共に力を合わせてタトゥーカルチャーを応援するプロジェクトです。